無痛インプラント手術とは?
他の歯科医院で、「痛い麻酔」をされた経験はありますか?
誰でも痛みを感じるのは避けたいものですよね。インプラント治療を望んでいても、痛みがあるのではないかということから、 なかなか踏み切れない方も多いでしょう。しかし、最近は無痛インプラント手術を採用しているところも多く、 全く痛みを感じずに治療できるのですから、安心して手術に臨めることでしょう。
無痛インプラント手術をする場合、その患者さんによっていくつかの選択肢の中から最も良い方法が選択されます。 その一つに、笑気吸入鎮静法があります。これは、どうしても恐怖心が取り除かれない方に利用される方法です。
恐怖心があることにより、痛みも強く感じてしまうことがあるのです。笑気ガスというのは、恐怖心を抑える働きがあるものであり、 それによって痛みを軽減する効果もあると言われています。これは、このガスが、脳の海馬という部分に対して効果をあらわすためです。
危険性も非常に少なく、ガスを吸うだけですから非常に簡単にできる方法であり、7割から8割程度の酸素と混ぜ合わせて利用するため、 濃度も低いという特徴があります。意識が無くなるわけではありませんので、恐怖心が取り除かれない場合には、 こういった方法を用いて無痛インプラント手術が行われることもあります。
一般的には、最初に表面麻酔を行った後で、細い針を使用して痛みを軽くし、注射器を温めて、麻酔を注入するという方法が用いられます。 歯科医院によって方法も多少異なると思いますので、不安要素の一つである麻酔についてもきちんと説明を聞くようにしましょう。