入れ歯、ブリッジとの違い

インプラント、ブリッジ、入れ歯の比較

インプラントの利点

永久歯が生えていても、何らかの要因によって歯を失ってしまう可能性はありますよね。そうなった時には、 インプラントや入れ歯、ブリッジといった選択肢があります。

それぞれの特徴をご紹介しますので、自分に合った方法を選んでみましょう。

まずインプラントですが、噛む力は天然の歯とほとんど変わりません。使い心地も良く、特に違和感を感じることも無いでしょう。 15年ほどの耐久性があると言われていますので、1度の手術で非常に長く使用することができます。

また、骨の歯を削る必要も無く、新しい歯を手に入れることができます。デメリットとしては、健康保険が適用されない手術となりますので、 費用が高めであり、半年ほどの通院期間が必要となります。しかし、非常に清潔で手入れの簡単、見た目も天然歯と変わりません。

次にブリッジですが、噛む力は天然歯のおよそ6割ほどの力となりますので、注意が必要です。治療した部分以外の歯に問題が無ければ、 使い心地も問題無いでしょう。耐久性は7年から8年ほどですが、歯ぐきの状態が変化してしまうと、作り直す必要が出てくる可能性があります。

保険は適用されますが、保険が適用される場合は銀歯になります。白い歯にするのであれば、保険適用外の可能性があります。 通院期間は2回から5回程ですので、短くて済みます。但し、噛む力が衰えてしまうために、顎がやせてしまうことが多いようです。

最後に入れ歯ですが、部分入れ歯の場合には噛む力が3割から4割ほど、総入れ歯の場合には1割から2割ほどになってしまうと言われています。 また、使い心地は最も悪く、発音しづらい、噛みづらいといった場合があります。寿命は5年ほどだと言われており、歯ぐきが変化した場合には、 作り直さなくてはなりません。保険が適用される場合とそうでない場合がありますので、事前に確認が必要です。通院回数は4回から5回ほどで済みます。

こういったことを比較すると、多少お金が掛かってもインプラント治療を選択する人が多い理由が分かりますね。